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七夕。 [音楽]


蒸し暑い空を見上げて、彼は、 
「あと数時間すれば、きっと。」 
と夕暮れ時に望みをかける。 

せめてあの川が 
ガサガサと音を立てないでいてくれるように、 
みずみずしく光り流れるように 

雲の向こうに縋り、願って、 
ただ静かに頭を垂れる。 

触れた指先と頬の味。 
今宵会えればまた現実に。 



今日まで流した涙は、 
互いに曇り空に撒きましょう。 


あなたの悲しみも 
わたしの孤独も 

その痛みを比べられるはずもない。 

全うした水を蒔きましょう。 


せめて 
その灰色が 
ほんの少しでも薄まるように。 


たとえそれが微々たる力であるとしても。 


あなたがここを見つけるように。 
私が明日を忘れぬように。 

二人がこころをなくさないように。 





これから流す涙があるなら、 
今夜、 
この川に流しましょう。 

たった一晩でも全ての粒が 

金銀、色とりどりに 
月明かりよりも輝くように。 


喜びも 
悲しみも 
愛も 
憂いも 
どんな過去も 
どんな未来も 

今夜ばかりは全て美しくあるように。 




せめて、今夜だけは。 






恒例の七夕、、、
日記?
いや日記じゃないな〜、
なんやろ、、、詩?でもないし。。。
ん〜〜〜〜、、、恒例の、

七夕物語です(笑)


今年も曇りですね。 
でも、きっと晴れていなくても、 
去年と同じく織り姫と彦星は会えるでしょう。 

晴れならその川を渡れば良いし、 
雨なら雨垂れ 飛び石跳んで、 

待ち合わせの場所を目指せば良い。 

そこにあるのは極上の毛布。 

今夜また繋がるでしょう。 

今日までの一年分と明日からの一年分 
四つの瞳で真実を見て 
四つの手で受け取り合って 

灰色の雲のなか、 
今年もそっとくるまるでしょう。 


ひっそり 
こっそり 


とね。 





あなたの愛が、 
あなたの大切な人に届きますように。 

あなたも 
あなたの大切な人も 
出会うことのない何処かの誰かも 
それを取り巻くありとあらゆるものも 


全ての 
愛と 
心が 

夜の神様と雲の中の二人に祝福されますように。 



あなたの望むだけ伝わりますように。 




どうか。









新曲を書いています。
ちょっと時間はかかっているけど、
すこぶる明るくて
とても悲しい唄。
サビはほぼ出来ているので、あと少し。
あと少しで物語が完成する。

乞うご期待です!!!





例年通り蒸し暑い季節ではありますが、
どうぞ皆様、

緩やかで 
柔らかな夜をお過ごしください。 



Jillyの歌声に
ありとあらゆる
ありったけの愛を込めて。。。 



大きな愛を! 

ぶれ〜す!

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